芳賀 沼哲夫 さん
2003年4月にホームページを全面リニューアルした株式会社オメガトロン(茨城県ひたちなか市)。社員5名と小規模なので新規受注の70〜80%はホームページ頼みという同社の芳賀沼哲夫社長に、戦略的ネット活用についてお聞きしました。
芳賀結果的にそうなったということですが、営業マンを置けなかったから、ネットをより戦略的に使ったということでしょう。また、当社の業務が非常に専門的で、インターネットにマッチしていることは実感します。
立ち上げは2001年ごろでしたから決して早くはなかったのです。最初は社内で制作していたものを公開していたのですが序々に反応が得られるようになったので、昨年春にアームズさんのお力を借りて全面リニューアルをしたのです。
私たちのお客様は企業や大学の研究室なのですが、そうしたお客様にまず予算がつき、イオン銃、電子銃といった実験設備の購入を検討する。すると必ず研究者はネットを通して情報を集めますよね。それで検索結果にあがってきたところに問合せをする。
逆にそれ以外の経路というのがあまり考えられない業界と言えますね。ですからネット対策は必然だったわけです。
芳賀具体的に購入を検討されるお客様とは実際にお会いして説明をしたり現場を見ていただいたりしています。研究者は自分にとって必要な実験設備が明確ですから、行動も早く明確。ですから、こちらもそれに対応できる体制でいる必要がある訳です。そうした時に、わが社のように少人数で経営している会社にはネットの有効活用が不可欠になる訳です。
芳賀夫婦ふたりではじめた会社ですから、最初は営業に歩いたこともありましたが、やはり良い仕事をすることでお客様のネットワークを通して口コミで広げて頂いたことが大きかったですね。そうした「口コミ」を基本として、最近の「ネット・コミ」が活きている気がします。
芳賀中国、そしてアジアの中でもネット活用先進国の韓国からですね。
芳賀これについては菅谷さんのおかげで、こちらが狙うキーワードについて主要検索エンジンですべて1位になっていますので、感謝しています。
やはりキーワードで検索しても1位になると効果が非常に大きい。2位、3位だとチャンスは確実に減っていく。1位で表示されて且つ、内容の充実した魅力的なサイトだと2位、3位を見ずして1位の会社に問合せをして決まってしまう訳ですから。
ある通販会社の事例だと、順位が1位違うと、売り上げが何百万と違ってしまうことがあるそうです。
芳賀多くの他のサイトにリンクが張られていたり、サイト内のページ数が多いこともポイントということで、そのあたりも留意して制作されている点はアームズ・エデションさんにお願いしてよかったと思っています。
芳賀自分のイメージ通りでした。ほかのサイトと比較してもセンスが良いのは一目瞭然ですね。また会社が本当に訴えたいものが良く表現されています。
芳賀よくお客様から聞くのは、「ホームページを見て、とても規模の大きい会社だと思っていました。」ということです。まあ、信頼性がある会社イメージが現れているということでしょうか。プレッシャーも感じますけどね。
芳賀一件一件、質の良い仕事をしていきたいですね。ホームページの企画面においてもオーダーメイドでの製作工程などをビデオ映像も活用して表現していきたいですね。今後も、弊社は「インターネット」と「口コミ」の奏でるすばらしいコラボレーションにあやかり営業活動を展開していきたいと思います。
(2004年1月26日)